Google Adsenseの個人アカウントで、アメリカ合衆国の税務情報を提出したところ、「税務フォームが承認されませんでした」というタイトルのメールが送られて来ました。
内容を見ると、
「税務フォームに記載されている名前が、提出していただいた政府機関発行の身分証明書に記載されている戸籍上の姓名と一致していません」
とのことでした。
税務情報提出の際、運転免許証をアップロードしたのですが、これを提出しても駄目とのことでした。

以下では、一度提出した税務フォームの名前が、添付した公的証明書(運転免許証)でも一致しないとはねられた場合にどこを変えたらうまくいったかについて記録します。
上のメールにある「新しい税務フォームを提出」ボタンを押さなくてもOKな方法で対処出来ました。
税務フォーム上の名前は何処をみてチェックされているか
アメリカ合衆国向けの税務フォーム、個人の場合はW-8BENを提出します。
このW-8BENに記載する名前は、当然「ローマ字表記」で「名 性」の順で記載します。
GoogleはこのW-8BENに記載された姓名を何と比較しているかが問題となります。
結論から申せば、
当該Googleサービスは、Adsenseですから、Adsenseの登録情報上の姓名と比較されていました。
私の場合は漢字姓名が記録されていて、添付した運転免許証も漢字で姓名が記載されていましたので、これで通るものと思っていましたが先のメールの通り駄目とのこと。
では、
このAdsenseの登録情報上の姓名をW-8BEN記載の姓名と一致するように記載を変更しました。
変更前は以下のように登録されています。ここの「稗田阿礼」を「AREI HIEDA」と変えます。

姓名変更はAdsenseに登録してある姓名を変更する
前項の画像の「設定」欄下、「設定を管理する」の青い文字をクリックすると編集ができます。
「お支払いプロファイル」という画面が表示されますので、氏名欄のペンマークをクリックして氏名を編集します。
稗田阿礼 と記載されています。

AREI HIEDAと変更します。

この変更のついでに、電話番号の登録をしたら、
なんだか知らないけど以下のようにアメリカ合衆国の税務情報欄に記載が反映しました。

Adsenseのお支払いのトップページには、「アメリカ合衆国の税務情報が承認されました」とメッセージが表示されました。

また、
「税務情報が承認されました」というメールも届きました。

以上で姓名がW-8BENの姓名と違うときの対処について記録しました。
この記事がお役に立てば幸いです。