浦安三社のうちの一社である豊受神社で、一之鳥居の建替え工事が行われるそうです。
私が浦安に来て以来、変わりなく佇む、なじみのある一之鳥居ですが、老朽化で建替えです。

このことは、一之鳥居横に立て看板がありそこで知りました。
参拝者各位
一之鳥居老朽化に伴い、左記の日程で建て替え工事を行います。
工事期間中は左手の車両出入口をご利用ください。
ご不便をおかけしますが、皆様のご理解・ご協力をお願いいたします。(期間)令和七年七月二十二日から九月末日まで
豊受神社

因みに、
こちらの鳥居は、「文化十三年丙子歳九月吉祥日再建」と銘打たれています。
文化十三年は、1816年、皇紀2477年です。
文化年間は、文化元年、1904年から文化十四年1817年。
この年は、文化十四年に光格天皇が皇嗣恵仁親王(のちの仁孝天皇)への譲位を行った前の年です。
この譲位以来の譲位が先般の明仁天皇から徳仁皇太子への譲位で、約200年ぶりに行われました。
この年に、薩摩藩の島津久光が誕生、解体新書で有名な杉田玄白がなくなっています。
すごいね。

一之鳥居を裏から見ると以下のようになっており、一番上の部分に四か所補強が施されているのが分かります。

現在の鳥居は石造りのように思われますが、新しい一之鳥居はどのように生まれ変わるのでしょうか。
楽しみですね。