ウェブブラウザでYouTubeやアベマを視聴していたら、以下のようなエラーが頻繁に発生するようになりました。

エラー
このウェブページの表示中に問題が発生しました。
エラーコード:STATUS_ACCESS_VIOLATION
また、このエラーとは別に、
PCが突然再起動するようになりました。
イベントビューアーで確認すると
「Bug Check 0x0000012B (-------、--------、-------)」
※(-----、------、-------)の部分は、16進数表記が三か所記載されていました。
以下では、バグチェック0x0000012Bの意味と対処について記録します。
バグチェック0x0000012Bの意味と対処方針
Microsoftの以下のページが引っかかってきたので読む。
この記事によれば、
物理メモリの破損によるページの展開に失敗したため、圧縮ストア マネージャーによってバグチェックが発生
また
このバグチェックは、物理メモリアクセスによるメモリ破壊によってのみ発生する可能性があります。 物理メモリの破損の原因は次のとおりです。
RAM ハードウェアの欠陥。
ドライバーまたはデバイスが、不適切な DMA 操作または関連付けられた MDL を介して物理ページを誤って変更している。
ハードウェア デバイスまたはファームウェアがメモリを破損することによる破損 (ファームウェアが電源切り替え中に物理ページを不正に変更するなど)。
と記載されていました。
解決方法としては、
メモリのハードウエア障害かどうかを簡易に診断する「Windowsメモリ診断ツール」を実行することだと書かれていました。
この診断ツールを実施し、エラーだったら、メモリを交換作業を実施することで解決を図ります。
【対処】Windowsメモリ診断ツールを実施しエラーか確認する
Windows メモリ診断ツールを実行するには、
タスクバーの検索ボックスに「メモリ診断」と入力して「Windows メモリ診断」を起動し、
表示されたウィンドウで「今すぐ再起動して問題の有無を確認する」を選択します。
診断はパソコンの再起動中に行われます。
完了後、以下のメッセージダイアログが表示されました。

「コンピュータにメモリの問題があります。
メモリの問題により、情報が失われたりコンピューターが機能しなくなったりする可能性があります。問題を特定して修復するには、コンピュータの製造元に問い合わせてください。
(閉じる(c))」
とあります。
エラーがあったことが判明しましたので、メモリのハードウエア障害が確定しました。
以下、搭載メモリの規格を確認し、適合のメモリを調達し交換作業をすることとなります。
【対処】メモリー交換作業
PCに搭載されていたメモリモジュールは、
DDR4-3200 PC4-25600 288pin 1.2V cl22 UDIMM 8GB
これが2枚
この規格のメモリーモジュールを探し、アマゾンで購入しました。
物が来るまで作業中断です。その間は、PCが動くからと言ってだましだまし使うことはせず、使用停止しました。
買ったメモリは、以下で、アマゾンで購入しました。

メモリが到着したので、交換作業に入ります。
PCはレノボのスリムで、工具なしで筐体内にアクセスできます。交換前の壊れたメモリーがみえます。壊れたメモリを外します。

購入したメモリです。

取り出してPCに組み込みます。

これでメモリーの交換作業が完了しました。
【確認作業】メモリーが認識されているか簡易に確認
メモリー交換後の動作確認を実施します。
PCにいろいろ結線し、もとの状態に戻します。
電源を入れます。
まず、ここでWindowsにログインできるかが問題になりますが、本機の場合は問題なくログインできました。
メモリが認識されているかは、「タスクマネージャ」を起動し、「パフォーマンス」タブをクリックします。
その中の「メモリ」をクリックしてメモリの状態を表示します。
右上に搭載したメモリ容量が表示されますので、確認します。
本機は、8GB×2で16GB搭載しました。
タスクマネージャー上の表記も16GBとなっていますので、問題なく認識していることが確認できました。

以上で、メモリ交換・確認作業が完了しました。
この交換により、YouTubeなどのビデオ鑑賞がスムーズになり、音がよくなったという感想をもらいました。
この記事がお役に立てば幸いです。