2020年7月2日から、東京都における新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は百人規模になり、瞬間的であるものの前回の山である新規感染者数の最高値206名を超える243名を7月10日に記録しました。
3月、4月の状況よりも悪くなっているのではないか?と思う今日この頃、改めて、新型コロナウイルスから自身の身を守るにはどうすればいいのか、アメリカ疾病対策センター(CDC)が推奨している方法についてご紹介します。
(1)
石鹸でよく手を洗う
「石鹸でよく手を洗う」べき場面として、米CDCは以下の場面でよく手を洗うように推奨しています。
- 食事や調理の前に
- 顔に触れる前
- トイレ使用後
- 公共の場を離れた後
- 鼻をかんだり、咳やくしゃみをした後
- マスクを扱った後
- おむつ交換後
- 病気の人の世話をした後
- 動物やペットに触れた後
石鹸で手を洗うことができない場合は、手指消毒液を使って両手を消毒液で拭い、消毒液が乾くのを感じるまで手をこすり合わせてくださいとしています。
また、石鹸で洗っていない、もしくは消毒液で消毒していない手で「目・鼻・口」に触れないようにとしています。
(2)
密接な接触を避ける
米CDCは、他人との距離を約2メーター保つよう推奨しています。
(3)
周りに人がいるときはマスクをする
マスクをすることで、うつしたりうつされたりするリスクを軽減できます。
- 症状がなくても他人に感染させてしまう虞をマスクをすることで軽減
- 公共の場でソーシャルディスタンスの測定が困難な場合マスク着用が必要
- 医療従事者向けのマスクは使用しないでください
- 自分と他人との間に約2メートルの距離を保ち続ける
(4)
咳やくしゃみをするときは飛散を防ぐ
咳やくしゃみをするときは、飛沫拡散防止のためティッシュや何かで口と鼻を覆ってからしてください。
そして、使用済みのティッュ等はゴミ箱に捨て、すぐに最低20秒間石鹸で手を洗ってください。石鹸で手を洗えない場合は、手指消毒剤で手を綺麗にしてください。
(5)
消毒する
(1)消毒対象
テーブル、ドアノブ、ライトスイッチ、カウンタートップ、ハンドル、デスク、電話、キーボード、トイレ、蛇口、シンク等
(2)手順
(2-1)表面が汚れている場合は、掃除
汚れている個所がある場合は、洗剤などで掃除してください。
(2-2)家庭用の消毒剤を使用して消毒
(6)
普段から自分の健康を監視する
- 新型コロナウイルス感染症の症状に注意する。
- 症状が出た場合は体温を測ってください。
- 症状が出た場合は、CDCガイダンスに従ってください。(日本の場合は、厚生労働省の相談基準に相当するものと思われます)
※体温を測る場合に気を付ける事項として、運動後30分以内、体温を下げる可能性のある薬物を服用した後は測らないようにとされています。
以上、米CDCが推奨する新型コロナウイルスから身を守る方法についてご紹介しました。